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ドラフト会議で指名されてプロ野球選手に

高校性や大学生、社会人の時に毎年10月に行われるドラフト会議で指名されると、プロ野球選手になることができます。指名されるためには球団のスカウトマンにプロ野球で活躍できると注目してもらわなければなりません。

高校で野球の名門と高い評価を受けていると、スカウトマンは毎年どのような人材がいるかチェックします。そして甲子園に出場してレギュラーとなり。長距離ヒットや足の速さ、肩の強さなど優れた部分をアピールすると、大学進学をしないでプロ野球に入れることもあります。スカウトされない場合は、球団が独自で行っているプロテストを受けると良いです。

1次試験で体力をテストしたり身体検査をしたりします。2次試験ではピッチングや守備など即戦力になれるかのテストがあり、合格率は低いですが合格すればその年のドラフト会議で指名されます。
さらに地元の企業で働きながら独立リーグで活躍できれば、育成枠として指名されることもあります。


下位指名の選手

ドラフト下位での指名ながら活躍した選手は多数います。一部の選手をピックアップしました。

・オリックス イチロー選手(ドラフト4位)
ドラフト下位指名ながら活躍した選手の中で、特に有名で最高の成績を残したのがイチロー選手です。

・阪神 掛布選手(ドラフト6位)
阪神の主軸として活躍し、現在は阪神タイガース二軍監督をしています。バース・岡田と組んだクリーンナップはファンの思い出になっています。

・広島 新井選手(ドラフト6位)
広島カープらしく、ドラフト6位で活躍している新井選手。阪神にFA移籍後、広島に戻り優勝に貢献をしました。

・西武 工藤投手(ドラフト6位)
イチロー選手と同じ愛工大名電出身です。現役時代はノーヒット・ノーランを達成しています。

・中日 山本昌投手(ドラフト5位)
スピードボールはなくとも、アメリカ留学で覚えた得意のスクリューボールで名球会入りまでした山本昌投手。

必ずしも、上位指名された選手が活躍するとは限らず、下位指名でも活躍する選手は多数います。それが、ドラフトの面白さであり、スカウトの難しさでしょう。 ブックメーカーで、どの球団がどの選手を指名するかのオッズがあったら楽しそうですね。